第51回全日本女子剣道選手権大会
山本真理子(大阪 大阪府警)
2012/09/02
兵庫県立武道館
更新日: 2021/09/04
6回目の優勝に挑戦した昨年の女王:村山(埼玉)だったが、2回戦で川越(兵庫)に敗れ戦線離脱。
さらに、同年5月にイタリアで開催された世界選手権の代表選手が上位争いを繰り広げると予想されていたが、ベスト4に山本(大阪)しか残れない波乱の展開。
残りの3枠は、筑波大の関係者が占めた。
中でも、ベテランの内田(熊本)が、変幻自在の剣さばきで優勝候補を次々と撃破。
山本と内田の間で争われた決勝戦。内田に惜しい技も見られたが、最後は、山本の渾身の逆ドウで勝負が決まった。
20分にもおよぶ長い試合だった。
当時の剣道日本の記事から。
昨年から兵庫県姫路市へと戦いの舞台を移した女子の日本一を決める大会。
最年少は18歳の高校生、最年長は46際。
この大会を制したかつての勇者も久々にこの舞台に立った。
これまでにないバラエティに富んだ大会を制したのは、先の世界選手権でも大活躍を見せた山本(大阪府警)。
決勝では、一時代を築いた内田(旧姓・興梠)からドウを奪った。
全日本の舞台にも新しい風が吹いた。
大阪 大阪府警
24歳
PL学園高校出身
熊本 社会福祉法人菊愛会
31歳
筑波大学出身
神奈川 筑波大学4年
22歳
横浜平沼高校出身
山口 宇部市立厚南中学校教員
28歳
筑波大学出身