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第56回全国高等学校剣道大会 男子個人戦

塩谷匡彬(明徳義塾高校)
2009/08/03
舞洲アリーナ

更新日: 2021/09/04


昨年、並み居る上級生を倒して2年生ながら優勝した菅野(小牛田農林)の活躍が期待されたが、寺内(小山)にメンを許し、まさかの初戦敗退。個人戦は波乱の幕開けとなった。
谷(東福岡)、大浦(上宮)、山下(水戸葵陵)、大坪(島原)、木立(育英)、下窪(九州学院)、北川(桐蔭学園)など有力選手が鎬を削るなか、決勝に残ったのは、塩谷(明徳義塾)と茂田(九州学園)の二人。
双方メンを取り合った三本目、茂田のメンを余した塩谷がメンを奪取し、見事優勝を果たした。

当時の剣道日本の記事から。

インターハイはおもしろい。

誇大な表現ではなく、高校生剣士がまさに命を賭して千日あまりの稽古に励んできた集大成が、おもしろくないはずがない。

男子団体戦は昨年2年生主体のチームで優勝にあと一歩と迫った水戸葵陵(茨城)が、大本命のプレッシャーを跳ね返して2度目の日本一に。

女子団体戦は2強とされていた島原(長崎)とPL学園(大阪)が決勝で相まみえ、勝利の女神は初優勝となる島原に微笑んだ。

男子個人戦は明徳義塾(高知)の塩谷匡彬、

女子個人戦はPL学園の前田紫帆がそれぞれ優勝。

笑顔あり、泣き顔あり、高校生剣士のすべてがつまった3日間は、彼ら、彼女らにとってまさに”まほろば”の時間となった。

結果

優勝 塩谷匡彬

明徳義塾高校
3年

2位 茂田大貴

九州学院高校
3年

3位 佐藤裕己

麗澤瑞浪高校
3年

3位 渡部晃

桜丘高校
3年

動画

平成21年(H21)インターハイ 男子個人決勝戦 by 剣道総合サイト LET’S KENDO

サイト

雑誌

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剣道時代 2009年10月号
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