第55回全日本剣道選手権大会
寺本将司(大阪 大阪府警)
2007/11/03
日本武道館
更新日: 2021/09/04
38年ぶりに二刀剣士として参戦した山名信行(徳島)。
全日本選手権の歴史上、医師として初出場の偉業をやってのけた乗本志考(鳥取)。
第55回大会は、大会前から話題が多かった。
一番勢いを感じさせたのは髙鍋進(神奈川)。
特に、準決勝の木和田(大阪)との対戦での完勝ぶりは圧巻だった。
決勝の相手は、寺本(大阪)。
面で先制したのは髙鍋。
多くの人は髙鍋の優勝を確信しただろうが、
しかし、寺本はあきらめなかった。
終盤、面を返し、延長に入ってから、相面を制し逆転劇をやってのけ、
初優勝を果たした。
勝負を決めた寺本と髙鍋との相面は、その速さ、強さ、美しさが評価され、
後日、スーパースロー映像で各種メディアに取り上げられた。
当時の剣道日本 2008年1月号の記事から。
過去2回の世界選手権大会で団体戦の要として戦った寺本将司(大阪)。
その実力は折り紙付きだが、個人戦のタイトルには縁遠かった。
とりわけ全日本の舞台はベスト8の壁を破れぬ”鬼門”といえたが、
大阪府警の大将を努めるいま、ついに本領を発揮。
準決勝では先輩・佐藤博光(大阪)を、決勝では優勝候補の髙鍋進(神奈川)をみごとな逆転で下し、
日本一の栄冠をつかんだ。
引用を終了します。
大阪 大阪府警
32歳、出場6回目
国際武道大学出身
神奈川 神奈川県警
筑波大学出身
大阪 大阪府警
大阪体育大学出身
大阪 大阪府警
中央大学出身