第3回全日本選抜剣道八段優勝大会
山中茂樹(埼玉 埼玉県立宮代高校教諭)
2005/04/17
名古屋市中村スポーツセンター
更新日: 2021/09/04
前年度優勝の山田(熊本)は、充実した試合を展開しながらも、2回戦で林(愛知)の前に敗退。
林は、続く3回戦で遠藤(東京)に敗れ、遠藤は、続く準決勝で、白石(栃木)に敗れた。
同じく前年度2位だった宮澤(宮城)は快調に勝ち上がったが、決勝進出を目前に、山中(埼玉)の前に屈した。
強豪同士が潰しあう、予測不能な試合が展開された。
山中と白石で争われた決勝戦。延長の末に、山中が中段からのメンを決めて初優勝を決めた。
山中は上段の名手として知られるが、この日は、中段と上段を織り交ぜながら試合を進めていた。
当時の剣道日本の記事から。
26年のあいだ明治村大会として運営されてきた八段戦が、全剣連主催となって今回が3回。
千葉仁(東京)が1回戦、山田博徳(熊本)が2回戦で敗れるなど混戦ムードの中、頂点に立ったのは全国教職員大会で5度の個人優勝を誇る山中茂樹(埼玉)だった。
準々決勝で島野泰山(大阪)に 、準決勝では宮澤保行(宮城)に勝利すると、決勝は、有馬光男(大阪)、遠藤正明(東京)といった実力者を下ししてきた白石正範(栃木)を、再三決め手にしてきた跳び込みメンで退け初優勝を遂げた。
埼玉 埼玉県立宮代高校教諭
60歳 教士八段
栃木 練兵館館長
58歳 教士八段
宮城 宮城県立泉松陵高校教頭
56歳 教士八段
東京 警視庁剣道師範
54歳 教士八段